ラグビー平尾誠二さん「感謝の集い」山中伸弥教授語る

【ラグビー平尾さん 
世界初の治療行っていた 山中伸弥教授語る】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170210-00000010-kobenext-spo



昨年10月に53歳で死去したラグビー
元日本代表監督の平尾誠二さんをしのぶ
「感謝の集い」が10日、神戸市内で開かれ、
関係者約800人が参列した。
平尾さんの闘病生活に寄り添ったのは、
ラグビーを通じて親交を深めた
京都大iPS細胞研究所長の
山中伸弥教授(54)だった。
「君を治せなくてごめんなさい」と、
笑顔の遺影にわびた。


神戸大医学部時代にラグビーに打ち込んだ
山中教授は「(平尾さんに)ずっと憧れていた。
本当のヒーローだった」。
知己を得てからは同学年として酒を酌み交わし、
ゴルフを楽しむ仲に。そんなとき、病魔が襲った。

胆管細胞がんを患った平尾さんに、
山中教授はできる限りの最新医療を紹介したという。
ある治験を提案したとき、
「世界でもやったことない治療。
どんな副作用が有るか分からない」と言うと、
「心配するどころか顔がパッと明るくなって
『世界初のことやるんや』。
そんなふうに言いました」。
山中教授はそう懐かしむ。

弔辞では、
平尾さんが亡くなる前日の病室を回想した。
「なかなか声が出せず聞き取れなかったが、
(長女早紀さんが結婚し)
『平尾さん、もうすぐおじいちゃんやな』と言ったら、
はっきり分かる声で『まだまだですわ』と。
はにかみながらも、うれしそうでした」。
それが、2人の最後の会話になった。

「亡くなるまでの1年間は、
彼と一緒に闘った気がしている。
最初の診断のことを思えば、
本当に頑張られたと思う。
でも、もっと頑張って生きてほしかった」。
医者として、友として。
救えなかった無念の思いをかみしめた。

(10日 神戸新聞NEXT )

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